そして誰もいなくなった
『 そして誰もいなくなった 』
アガサ・クリスティ
1939
現代イギリス文学

名著の概要

ジャンル

[ "文学", "現代文学", "現代イギリス文学", "西洋文学", "西洋現代文学", "イギリス文学" ]

テーマ

ミステリー 殺人

概要

アガサ・クリスティの代表作であり、全世界の書籍の中でも6番目に多く売れたと言われているほどの、世界的ベストセラー小説である。現在のミステリーものでは定番のクローズド・サークル(孤島や列車、僻地などの外界と隔絶された場所で起こる殺人事件)の代表作であり、また見立て殺人(何らかの筋書きやストーリーに合わせて殺人が行われる)ジャンルの代表作でもある、ミステリー小説の金字塔とも言うべき作品。

目次

内容

イギリスの孤島に招かれた10人の男女、しかし招待状を出した島の主であるオーエン夫妻は姿を表さず、召使いが彼らをもてなす。不穏な空気が流れる晩餐会で、突如招待客の10人が、過去に犯罪を犯したにも関わらず、裁かれていないと告発するレコードが流れ始める…
アガサ・クリスティ
アガサ・クリスティ
イギリス

著者の概要

ジャンル

[ "文学", "現代文学", "現代イギリス文学" ]

著者紹介

イギリス、デヴォン州に生まれる。幼い頃の読書体験や、病院での勤務経験を生かして執筆活動を開始するも、デビュー当初は出版を断られるなど不遇の時期が続いた。名探偵ポアロが活躍する『アクロイド殺し』で一躍作家として注目され、その後は『オリエント急行殺人事件』、『ABC殺人事件』、『そして誰もいなくなった』などの大ヒット作でミステリーの女王としての世界的地位を確固なものとした。作品の総売上は世界で10億冊を超えるなど、名実ともに20世紀を代表する作家として広く知られている。