『 アナバシス 』
紀元前4世紀
ギリシア歴史学
名著の概要
ジャンル
[
"歴史学",
"西洋歴史学",
"ギリシア歴史学",
"西洋古代・中世歴史学"
]
テーマ
内陸行について
概要
別名『一万人の退却』。ギリシアの歴史家クセノフォンの記録文学。「内陸行」の意。ペルシア王子キュロスが兄のアルタクセルクセス2世に謀反の軍を起し,ギリシアの傭兵をつのった際に著者自身参加して,キュロス軍の「内陸行」とギリシア傭兵軍の退却を記録したもの。
目次
内容
前四○一年,ペルシアのキュロス王子は兄の王位を奪うべく長駆内陸に進攻するが,バビロンを目前にして戦死,敵中にとり残されたギリシア人傭兵一万数千の六千キロに及ぶ脱出行が始まる。
従軍した著者クセノポンの見事な采配により,雪深いアルメニア山中の難行軍など幾多の苦難を乗り越え,ギリシア兵は故国をめざす。
クセノポン
ギリシア
著者の概要
ジャンル
[
"歴史学",
"西洋歴史学",
"ローマ歴史学",
"哲学",
"西洋哲学",
"古代ギリシア・ローマ哲学",
"西洋古代・中世歴史学"
]
著者紹介
古代ギリシア・アテナイの軍人、哲学者、著述家。アテナイの騎士階級の出身で、ソクラテスの弟子(友人)の1人でもあった。