アブサロム、アブサロム!
『 アブサロム、アブサロム! 』
ウィリアム・フォークナー
1936
現代アメリカ文学

名著の概要

ジャンル

[ "文学", "西洋文学", "アメリカ文学", "現代アメリカ文学" ]

テーマ

家族 繁栄と没落 人種差別

概要

アメリカ合衆国南部の3つの家族に関する話であるが、特にトマス・サトペンの人生に焦点を当てている。時代背景は南北戦争の前後約50年間であるが、語り手となるクウェンティン・コンプソン3世が生きている時代は20世紀初頭である。

目次

内容

1833年、アメリカ南部の田舎町に姿を現した男サトペンが、無一物から巨大な屋敷と荘園を建設し、自らの家系を築きあげる。やがて、ローザの姉と結婚、二人の子を得る。しかし、南北戦争をはさんで展開される繁栄と没落をの中で、サトペン一族は滅びていく。なぜ 重層的な語りの中に、呪われた血の歴史が描かれる。
ウィリアム フォークナー
ウィリアム・フォークナー
アメリカ

著者の概要

ジャンル

[ "文学", "西洋文学", "アメリカ文学", "現代アメリカ文学" ]

著者紹介

アメリカ合衆国の小説家。ヘミングウェイと並び称される20世紀アメリカ文学の巨匠であり、南部アメリカの因習的な世界を「意識の流れ」を初めとする様々な実験的手法で描いた。代表作に『響きと怒り』、『サンクチュアリ』、『八月の光』、『アブサロム、アブサロム!』など。1949年度ノーベル文学賞受賞。