
『 アラビアンナイト(千夜一夜物語) 』
9世紀
オリエント文学
名著の概要
ジャンル
[
"文学",
"古代文学",
"オリエント文学"
]
テーマ
中世のイスラム世界の一般庶民の生活
概要
ペルシャの王に妻が毎夜物語を語る形式を採る。枠物語の手法で描かれた代表的な物語の一つとしても知られる。 サーサーン朝時代に、ペルシャ・インド・ギリシャなど各地の民話が編纂されたもの。しかし、ガランを含む多くのヨーロッパ人によって次々と話が追加されたため、アラジンと魔法のランプ・シンドバッドの冒険・アリババと40人の盗賊・空飛ぶ絨毯など、元々、そのアラビア語の写本には存在しない話が、現代の「千一夜」では多くを占めている。
目次
内容
サーサーン朝(ササン朝ペルシャ)にシャフリヤールという王がいた(物語上の架空人物)。王はインドと中国も治めていた。ある時、王は、妻の不貞を知り、妻と相手の奴隷たちの首をはねて殺した。
女性不信となった王は、街の生娘を宮殿に呼び一夜を過ごしては、翌朝にはその首をはねた。こうして街から次々と若い女性がいなくなっていった。王の側近の大臣は困り果てたが、その大臣の娘シェヘラザード(シャハラザード)が名乗り出て、これを止めるため、王の元に嫁ぎ妻となった。
明日をも知れぬ中、シェヘラザードは命がけで、毎夜、王に興味深い物語を語る。話が佳境に入った所で「続きは、また明日」そして「明日はもっと面白い」と話を打ち切る。王は、話の続きが聞きたくてシェヘラザードを殺さずに生かし続けて、ついにシェヘラザードは王の悪習を止めさせる。
以上が物語の大枠である。この結末、すなわちこの王の悪習を止めさせたとする筋書きは、後世のヨーロッパ人が追加したものである。

不明
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