『 イギリスにおける労働者階級の状態 』
1845
西洋近代哲学
名著の概要
ジャンル
[
"哲学",
"西洋哲学",
"西洋近代哲学"
]
テーマ
資本主義の実情について
概要
労働者の生活状態についての実態調査と研究を重ねたルポであり、カール・マルクスや後継者のウラジーミル・レーニンによって労働者階級に関する歴史的な文献として極めて高い評価を与えられることとなった名著。
目次
内容
資本家による苛酷な労働者搾取の現実を目のあたりにして,労働者の生活状態についての実態調査と研究を重ねた.本書はこの成果をまとめたもので,資本主義の原罪を明らかにしてゆく若きエンゲルスの情熱がほとばしる労働者生活史の古典.
エンゲルスは資本主義社会に内在する矛盾を解消するということは民主主義によって実現する問題ではないと見た。資本主義という社会病理の研究のために、まずその社会的実態の把握に注力した。資本主義の矛盾点を描写し、人間を回復する道筋を資本主義社会の現実を研究する方向に求めていった。
エンゲルス
ドイツ
著者の概要
ジャンル
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"哲学",
"西洋哲学",
"西洋近代哲学"
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著者紹介
ドイツの社会思想家、政治思想家、ジャーナリスト、実業家、共産主義者、軍事評論家、革命家、国際的な労働運動の指導者。
盟友であるカール・マルクスと協力して科学的社会主義の世界観を構築し、労働者階級の歴史的使命を明らかにした。マルクスを公私にわたり支え、世界の労働運動、革命運動、共産主義運動の発展に指導的な役割を果たした。