ギリシア史
『 ギリシア史 』
クセノポン
紀元前4世紀
ギリシア歴史学

名著の概要

ジャンル

[ "歴史学", "西洋歴史学", "ギリシア歴史学", "西洋古代・中世歴史学" ]

テーマ

各ポリスの動向

概要

古代ギリシアの著述家クセノポンが著した歴史書である。原著は全7巻で、トゥキディデスの『戦史』を引き継いで、紀元前411年から紀元前362年までの約50年にわたるギリシアの各ポリスの動向を扱っている。

目次

内容

トゥキディデスの『戦史』は、27年間続いたペロポネソス戦争(紀元前431年 - 紀元前404年)の全期間を記述するはずだった。しかし、理由は不明であるがトゥキディデスの筆は紀元前411年の記述で止まったため、未完となってしまった。 クセノポンはその後を受け継ぐ『ギリシア史』を著して、ペロポネソス戦争についての記述を完結するとともに、さらにその後の紀元前362年のマンティネイアの戦いまでの歴史を記述した。
クセノポン
クセノポン
ギリシア

著者の概要

ジャンル

[ "歴史学", "西洋歴史学", "ローマ歴史学", "哲学", "西洋哲学", "古代ギリシア・ローマ哲学", "西洋古代・中世歴史学" ]

著者紹介

古代ギリシア・アテナイの軍人、哲学者、著述家。アテナイの騎士階級の出身で、ソクラテスの弟子(友人)の1人でもあった。