ジキル博士とハイド氏
『 ジキル博士とハイド氏 』
ロバート・ルイス・スティーヴンソン
1885
近代イギリス文学

名著の概要

ジャンル

[ "文学", "近代文学", "近代イギリス文学" ]

テーマ

二重人格 怪奇

概要

二重人格を題材にした代表的な作品。作品は怪奇小説的で、裏の顔を持つジキルが薬を飲むことによって性格、および容貌までも変化していることが特徴である。

目次

内容

時は19世紀。とある繁華街の裏町で、少女が踏みつけにされる事件が起きました。犯人の名はエドワード・ハイドで、民衆は彼を取り押さえ、慰謝料300ポンドを要求する。ごく普通の青年であるにもかかわらず、この大金を医学、法学の博士号を持つ高潔な紳士ジキル博士から用意してきた。 なぜこのような不可解なことが起きるのか。ハイドは殺人事件まで引起す邪悪な性格の持主だったが、実は彼は薬によって姿を変えたジキル博士その人だった。 ジキルの心境を追うごとに、人間の心にひそむ善と悪の葛藤が描かれていく。二重人格を題材にした怪奇小説の傑作。
ロバート・ルイス・スティーヴンソン
ロバート・ルイス・スティーヴンソン
イギリス

著者の概要

ジャンル

[ "文学", "近代文学", "近代イギリス文学", "児童文学" ]

著者紹介

今日もなお『宝島』『ジキル博士とハイド氏』『新アラビア夜話(自殺クラブ)』などは、児童向け抄訳を含めて日本や世界各国で広く読み継がれており、全作品が19世紀に属する英国作家としては最も大衆的人気を保ち続けている一人である。