トム・ジョウンズ
『 トム・ジョウンズ 』
ヘンリー・フィールディング
1749
近世イギリス文学

名著の概要

ジャンル

[ "文学", "近代文学", "近代イギリス文学", "近世イギリス文学" ]

テーマ

純情

概要

18世紀のイギリスが舞台。1963年にイギリスでトニー・リチャードソン監督により『トム・ジョーンズの華麗な冒険』として映画化されている。

目次

内容

ある日、大地主オールワージーの屋敷の寝室で捨て子の赤ん坊が見つかる。この赤ん坊が主人公トム・ジョウンズ。 トムは裕福なオールワージーの養子として、オールワージーの妹ブリジットの息子であるブライフィルとともに育てられる。トムは地主の娘ソファイアと相思相愛になるが、ソファイアは両家の親によりブライフィルと婚約させられていた。陰謀家のブライフィルはトムを中傷してオールワージー家を追い出してしまう。 トムはロンドンへ向かい、ソファイアも後から追ってくる。ところがトムは美男子すぎて行く先々で女性たちに言いよられ、決闘騒ぎに巻き込まれたり、肉体関係を持ったウォルターズ夫人が自分の母親だという驚愕の事実(これはあとで誤報とわかる)が明らかになるなど、波乱に満ちた暮らしをする。最後にトムはどうなるのか。
フィールディング
ヘンリー・フィールディング
イギリス

著者の概要

ジャンル

[ "文学", "近代文学", "近代イギリス文学", "近世イギリス文学" ]

著者紹介

18世紀イギリスの劇作家、小説家、治安判事である。小説『トム・ジョウンズ』が代表作で、「イギリス小説の父」と呼ばれる。