
『 ヒロシマ 』
1946
西洋現代社会学
名著の概要
ジャンル
[
"社会学",
"西洋社会学",
"西洋現代社会学"
]
テーマ
原爆後の広島
概要
原爆投下直後の広島での取材をまとめたルポ「ヒロシマ」を「ザ・ニューヨーカー」に発表、大きな反響を得る。「ヒロシマ」は、アメリカでは学校の社会科の副読本として長きに渡り広く読み続けられ、また、20世紀アメリカジャーナリズムのTOP100の第1位に選出されている。
目次
内容
ピュリッツァ賞作家ハーシーによる史上初の原爆被害記録。1946年の取材による1~4章は、6人の被爆者の体験と見聞をリアルに描いて世界に原爆の惨禍を知らしめ、原水爆禁止・核廃絶の運動に影響を及ぼした。85年の再訪で成った5章「ヒロシマその後」では、原爆症との闘い、市民としての生活・仕事・活動など、稀有な体験者たちの戦後史をヒューマンな筆致で跡づける。
佐々木とし子さん――人事課の事務員として働いていた20歳前後の女性。爆心から1.6キロの場所にいて、脚にひどい重傷を負う。
谷本清さん――広島市内のメソジスト教会の牧師。被爆後に放射線障害をわずらう。
中村初代さん――仕立屋の夫はシンガポールで戦死。10歳を筆頭に幼い子どもたちがいる。
ウィルヘルム・クラインゾルゲさん――カトリック・イエズス会のドイツ人神父。外国人として日本に滞在するストレスを抱えながら、放射線障害と闘う。
藤井正和さん、佐々木耀文さん(佐々木とし子さんと親戚関係はない)――ともに医師だが、気質は大きく異なる。
1946年8月31日発行の米誌ニューヨーカー。編集部からの簡単なお知らせが載っている。そこには、この号全体をたったひとつの記事に充てると書かれていた。「1発の原爆がある都市をほぼ完全に消滅させたこと」に関する記事だ。ニューヨーカー誌の記事スペースが全て1本の原稿にあてられたのは、後にも先にもこの時だけだ。米国の読書愛好家団体、月例図書推薦会(BOTM)は全会員に無料で特別号を送った。会長の言葉によれば、「人類にとって現時点でこれ以上に重要な著作物は考えられない」との判断からだった。

ジョン・ハーシー
アメリカ
著者の概要
ジャンル
[
"社会学",
"西洋社会学",
"西洋現代社会学"
]
著者紹介
アメリカ合衆国のジャーナリスト、小説家。
原爆投下直後の広島での取材をまとめたルポ「ヒロシマ(英語版)」で知られる。
イタリアでの経験を基にした小説「アダノの鐘」を発表、1945年にピューリッツァー賞 小説部門を受賞した。
1946年、原爆投下直後の広島での取材をまとめたルポ「ヒロシマ(英語版)」を「ザ・ニューヨーカー」に発表、大きな反響を得る。「ヒロシマ」は、アメリカでは学校の社会科の副読本として長きに渡り広く読み続けられ、また、20世紀アメリカジャーナリズムのTOP100の第1位に選出されている。