
『 プリンキピア(自然哲学の数学的諸原理) 』
1687
物理学
名著の概要
ジャンル
[
"科学",
"西洋科学",
"物理学"
]
テーマ
古典力学
物体の運動
世界の体系
万有引力
概要
ニュートン力学体系の解説書である。。古典力学の基礎を築いた画期的なもので、近代科学における最も重要な著作の1つ。運動の法則を数学的に論じ、天体の運動や万有引力の法則を扱っている。Principia という略称でもよく知られている。
目次
内容
第1巻 物体の運動について 真空中の物体の運動法則
第2巻 物体の運動について 抵抗のある媒質の中での物体の運動法則
第3巻 世界の体系について 現実の宇宙の数学的なしくみを扱っており、地球上の物体であれ、太陽のまわりをまわる惑星であれ、彗星であれ、その位置が、万有引力の数学的法則によって統一的に説明できることを示している。
全巻を通して、数学的な道具としては原則的にユークリッドの『原論』を用いている。さらに展開の形式も『原論』を踏襲しており、公理論的な形式を採用している。最初に公理を示し、それを使って証明するというやり方で進んでいく方式である。

アイザック・ニュートン
イギリス
著者の概要
ジャンル
[
"科学",
"西洋科学",
"物理学"
]
著者紹介
イギリスの自然哲学者、数学者、物理学者、天文学者、神学者。
万有引力の法則と運動方程式について述べ、古典数学を完成させ、古典力学(ニュートン力学)を創始。これによって天体の運動を解明した。光学において光のスペクトル分析などの業績も残した。ニュートン式反射望遠鏡の製作でも有名である。
ニュートンは、地球と天体の運動を初めて実験的に示し、太陽系の構造について言及した。また、ケプラーの惑星運動法則を力学的に解明した一人であり、天体の軌道が楕円、双曲線、放物線に分かれることを示した。また光の粒子説を唱え、白色光がプリズム混合色であるとして色とスペクトルの関係について唱えた。虹の色数を7色だとしたのも彼である。
ほかにも、ニュートンの冷却の法則、運動量および角運動量の保存の法則の端緒をつけ、空気中での音速や恒星の起源などについて言及した(なお、現在の視座では多くが不正確なものであり、正しく完成させたのは後世の学者たちである)。
数学分野においては微分積分法の発見が特に重要な業績である。