マクベス
『 マクベス 』
シェイクスピア
1600年ごろ
中世イギリス戯曲

名著の概要

ジャンル

[ "文学", "西洋文学", "イギリス文学", "中世文学", "中世戯曲" ]

テーマ

罪悪感 良心 葛藤 孤独

概要

『ハムレット』、『オセロー』、『リア王』と並ぶシェイクスピアの四大悲劇の1つで、その中では最も短い作品。良心の呵責に悩み,ついに厭世観に陥る主人公の心理を克明に描いた名作。

目次

内容

勇猛果敢だが小心な一面もある将軍マクベスが魔女の予言に惑わされ、妻と謀って主君ダンカン王を暗殺してしまう。これにより、自分が王位に就くが、内面・外面の重圧に耐えきれず錯乱して暴政を行うようになる。やがて、夫人は狂死し、貴族や王子らの復讐に倒れる。 心の葛藤や孤独を表現するせりふの詩的完成度は比類がない。
シェイクスピア
シェイクスピア
イギリス

著者の概要

ジャンル

[ "文学", "西洋文学", "イギリス文学", "中世文学", "中世戯曲" ]

著者紹介

イングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物でもある。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、もっとも優れた英文学の作家とも言われている。また彼の残した膨大な著作は、初期近代英語の実態を知るうえでの貴重な言語学的資料ともなっている。 四大悲劇『ハムレット』『マクベス』『オセロ』『リア王』をはじめ、『ロミオとジュリエット』『ヴェニスの商人』『夏の夜の夢』『ジュリアス・シーザー』など多くの傑作を残した。『ヴィーナスとアドーニス』のような物語詩もあり、特に『ソネット集』は今日でも最高の詩編の一つとされている。