リア王
『 リア王 』
シェイクスピア
1604年から1606年ごろ
中世イギリス戯曲

名著の概要

ジャンル

[ "文学", "西洋文学", "イギリス文学", "中世文学", "中世戯曲" ]

テーマ

悲哀 忘恩 過信 狂気 苦悩

概要

四大悲劇の一つ。長女と次女に国を譲ったのち2人に事実上追い出されたリア王が、末娘の力を借りて2人と戦うも敗れる。王に従う道化に悲哀を背負わせ、四大悲劇中最も壮大な構成の作品との評もある。

目次

内容

古代ブリテン王リアは、80歳をこえ、国を3人の娘に分配する決意をする。 長女ゴネリルと次女リーガンは言葉巧みに父への愛を表明するが、末娘コーディリアは控え目に答えるだけである。怒ったリアは2人の姉娘に領土を与え、末娘を勘当する。しかし姉娘たちはリアを虐待し、狂乱した彼は嵐の荒野をさまよう。一方、フランス王と結婚したコーディリアはこれを知り、軍を起して父を救おうとするが、逆に捕えられて殺される。
シェイクスピア
シェイクスピア
イギリス

著者の概要

ジャンル

[ "文学", "西洋文学", "イギリス文学", "中世文学", "中世戯曲" ]

著者紹介

イングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物でもある。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、もっとも優れた英文学の作家とも言われている。また彼の残した膨大な著作は、初期近代英語の実態を知るうえでの貴重な言語学的資料ともなっている。 四大悲劇『ハムレット』『マクベス』『オセロ』『リア王』をはじめ、『ロミオとジュリエット』『ヴェニスの商人』『夏の夜の夢』『ジュリアス・シーザー』など多くの傑作を残した。『ヴィーナスとアドーニス』のような物語詩もあり、特に『ソネット集』は今日でも最高の詩編の一つとされている。