ロウソクの科学
『 ロウソクの科学 』
マイケル・ファラデー
1861
物理学

名著の概要

ジャンル

[ "科学", "西洋科学", "物理学" ]

テーマ

科学について

概要

イギリスの科学者マイケル・ファラデーが、1860年のクリスマス・レクチャーとして英国王立研究所で連続講演した6回分の内容を、ウィリアム・クルックスが編集したもの。 科学入門書として、現在もなお世界中で読まれている。

目次

内容

ロウソクを題材に、燃焼時に起こる様々な物理・化学現象を多面的に解説している。 ロウソク: 炎 - その源 - 構造 - 流動性 - 明るさ 炎の明るさ: 燃焼のための空気の必要性 - 水の生成 生成物: 燃焼からの水 - 水の性質 - 化合物 - 水素 ロウソクの中の水素: 燃えて水へ - 水の他の部分 - 酸素 空気の中の酸素: 大気の性質 - その特徴 - ロウソクからの他の生成物 - 炭酸 - その性質 炭素または炭 - 石炭ガス - 呼吸と燃えるロウソクの類似点 - 結論
マイケル・ファラデー
マイケル・ファラデー
イギリス

著者の概要

ジャンル

[ "科学", "西洋科学", "物理学" ]

著者紹介

イギリスの化学者・物理学者(あるいは当時の呼称では自然哲学者)で、電磁気学および電気化学の分野での貢献で知られている。 直流電流を流した電気伝導体の周囲の磁場を研究し、物理学における電磁場の基礎理論を確立。 それを後にジェームズ・クラーク・マクスウェルが発展させた。 同様に電磁誘導の法則、反磁性、電気分解の法則などを発見。磁性が光線に影響を与えること、2つの現象が根底で関連していることを明らかにした。電磁気を利用して回転する装置(電動機)を発明し、その後の電動機技術の基礎を築いた。それだけでなく電気を使ったテクノロジー全般が彼の業績から発展したものである。 化学者としては、ベンゼンを発見し、塩素の包接水和物を研究し、原始的な形のブンゼンバーナーを発明し、酸化数の体系を提案した。アノード、カソード、電極 (electrode)、イオンといった用語はファラデーが一般化させた。 ファラデーは貧しい家庭に生まれたため、小学校も中退という教育しか受けておらず、高度な数学などはわからなかったが、科学史上、最も影響を及ぼした科学者の1人とされ、科学史家は彼を科学史上最高の実験主義者と呼んでいる。