
『 ロミオとジュリエット 』
1594年ごろ
中世イギリス戯曲
名著の概要
ジャンル
[
"文学",
"西洋文学",
"イギリス文学",
"中世文学",
"中世戯曲"
]
テーマ
悲劇
悲恋
概要
イギリスの劇作家シェイクスピアの悲劇。『ロミオとジュリエット』は恋愛悲劇であるが、若い恋人たちが社会によって課された障壁をはねのけて愛を成就させようとするという事柄はむしろ伝統的な恋愛喜劇に近い。今でも多くの舞台で上演されている。
目次
第一幕
プロローグ - 序詞
第一場 - ヴェローナ、広場にて
第二場 - 街頭にて
第三場 - キャピュレットの館の一室
第四場 - 街頭にて
第五場 - キャピュレットの館の大広間
第二幕
プロローグ - 序詞
第一場 - キャピュレット家の庭園、それを囲う塀沿いの小道にて
第二場 - キャピュレット家の庭園
第三場 - 修道僧ロレンスの庵にて
第四場 - 街頭にて
第五場 - キャピュレット家の庭園
第六場 - 修道僧ロレンスの庵にて
第三幕
第一場 - 広場にて
第二場 - キャピュレット家の庭園
第三場 - 修道僧ロレンスの庵にて
第四場 - キャピュレットの館の一室
第五場 - キャピュレット家の庭園
第四幕
第一場 - 修道僧ロレンスの庵にて
第二場 - キャピュレットの館の大広間
第三場 - ジュリエットの部屋
第四場 - キャピュレットの館の大広間
第五場 - ジュリエットの部屋
第五幕
第一場 - マンチュア。街頭にて
第二場 - 修道僧ロレンスの庵にて
第三場 - 墓地、キャピュレット家の霊廟のなか
内容
舞台は14世紀のイタリアの都市ヴェローナ。モンタギュー家(モンテッキ家)とキャピュレット家(カプレーティ家)は代々対立していた。
モンタギュー家の一人息子ロミオは、ロザラインへの片想いに苦しんでいる。気晴らしにと、友人達とキャピュレット家のパーティに忍び込んだロミオは、キャピュレット家の一人娘ジュリエットに出会い、たちまち二人は恋におちる。二人は修道僧ロレンスの元で秘かに結婚。ロレンスは二人の結婚が、両家の争いに終止符を打つきっかけになることを期待する。
しかしその直後、ロミオは友人とともに街頭での争いに巻き込まれ、親友・マキューシオを殺されたことに逆上したロミオは、キャピュレット夫人の甥ティボルトを殺してしまう。このことからヴェローナの大公エスカラスは、ロミオを追放の罪に処する。一方、キャピュレットは悲しみにくれるジュリエットに、大公の親戚のパリスと結婚する事を命じる。
ジュリエットに助けを求められたロレンスは、彼女をロミオに添わせるべく、仮死の毒を使った計略を立てる。しかし、この計画は追放されていたロミオにうまく伝わらなかった。そのためジュリエットが死んだと思ったロミオは、彼女の墓で毒薬を飲んで自殺。その直後に仮死状態から目覚めたジュリエットも、ロミオの短剣で後追い自殺をする。事の真相を知って悲嘆に暮れる両家は、ついに和解する。

シェイクスピア
イギリス
著者の概要
ジャンル
[
"文学",
"西洋文学",
"イギリス文学",
"中世文学",
"中世戯曲"
]
著者紹介
イングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物でもある。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、もっとも優れた英文学の作家とも言われている。また彼の残した膨大な著作は、初期近代英語の実態を知るうえでの貴重な言語学的資料ともなっている。
四大悲劇『ハムレット』『マクベス』『オセロ』『リア王』をはじめ、『ロミオとジュリエット』『ヴェニスの商人』『夏の夜の夢』『ジュリアス・シーザー』など多くの傑作を残した。『ヴィーナスとアドーニス』のような物語詩もあり、特に『ソネット集』は今日でも最高の詩編の一つとされている。