仮名手本忠臣蔵
『 仮名手本忠臣蔵 』
竹田出雲
1748
日本・物語

名著の概要

ジャンル

[ "文学", "日本文学", "近代日本文学", "物語" ]

テーマ

忠義 名誉 屈辱感 家族 恋

概要

人形浄瑠璃および歌舞伎の演目のひとつ。赤穂事件を題材にしており、この事件は演劇をはじめとして音曲、文芸、絵画、さらには映画やテレビドラマなど、さまざまな分野の創作物に取り上げられている。赤穂事件を「忠臣蔵」と呼ぶことがあるが、この名称は『仮名手本忠臣蔵』による。

目次

内容

塩冶判官高定は、足利尊氏の代参として鎌倉鶴岡八幡宮に参詣する足利直義の饗応役を命じられる。 しかし塩冶判官は指南役の高武蔵守師直から謂れのない侮辱を受け、それに耐えかねた判官は殿中で師直に斬りつけるが加古川本蔵に抱き止められ、師直は軽傷で済む。判官は切腹を命じられ塩冶家は取り潰しとなる。判官切腹の際に高師直を討てとの遺命を受けた家老の大星由良助は、浪士となった塩冶家の侍たちとともに師直への復讐を誓い、それを計画し実行する。
竹田出雲
竹田出雲
日本

著者の概要

ジャンル

[ "文学", "日本文学", "物語", "近代日本文学" ]

著者紹介

江戸時代の浄瑠璃作者。また三代に亘って竹本座の座本(興行責任者)にもなった。 初代が『菅原伝授手習鑑』を作成、二代目のもとで『義経千本桜』や『仮名手本忠臣蔵』など、今に伝わる名作が上演されている。