入門経済学
『 入門経済学 』
スティグリッツ
1999
教科書

名著の概要

ジャンル

[ "経済学", "西洋経済学", "教科書" ]

テーマ

経済学

概要

ミクロとマクロの双方をバランス良く含む入門書。様々なトピックによる例を挙げ、わかりやすく経済学の知識を展開する。ポール・サミュエルソンの『経済学』以来の教科書の決定版との名声を得ている。

目次

内容

第1章 現代の経済学 第2章 経済学的な考え方 第3章 需要、供給、価格 第4章 需要・供給分析の応用 第5章 市場と効率性 第6章 不完全市場入門 第7章 公共部門 第8章 マクロ経済学と完全雇用 第9章 経済成長 第10章 失業とマクロ経済学 第11章 インフレーションと総需要・失業 第12章 グローバル危機:金融システム・世界経済・地球環境
スティグリッツ
スティグリッツ
アメリカ

著者の概要

ジャンル

[ "経済学", "西洋経済学", "教科書" ]

著者紹介

アメリカの経済学者、コロンビア大学教授。 ミクロ経済学などの分野において影響力のある論文を発表し、実際の政策にも多大に貢献している。 世界金融危機の勃発を予言した数少ない経済学者の一人である。 クリントン政権では、米国大統領経済諮問委員会委員長(1995年-1997年)を務め、その後は世界銀行で上級副総裁、主席経済学者(1997年-2000年)を務めた。その後、米財務省やIMFと対立したため、2000年1月に世界銀行の上級副総裁を辞任した。バラク・オバマ政権から非公式に経済問題への意見を求められたことを明らかにしている。 『スティグリッツ 入門経済学』(1999年)は、ポール・サミュエルソンの『経済学』以来の教科書の決定版との名声を得ている。 2002年には『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』を出版、この本は世界で100万部以上売れ、30ヶ国語以上に翻訳された。この本の中で、なぜグローバリゼーションがシアトルやジェノヴァのようなWTOへの抗議活動を発生させたかに関するいくつかの理由を示した。 2003年には1990年代の好景気とその崩壊を分析した『人間が幸福になる経済とは何か――世界が90年代の失敗から学んだこと』と『新しい金融論――信用と情報の経済学』を出版。2006年には『世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す』を出版した。2012年の『世界の99%を貧困にする経済』は日本でもベストセラーになった。