
『 共産党宣言 』
1848
西洋近代哲学
名著の概要
ジャンル
[
"哲学",
"西洋哲学",
"西洋近代哲学",
"政治学",
"西洋政治学",
"西洋近代政治学"
]
テーマ
共産主義とは
概要
共産主義の目的と見解を初めて明らかにした文書。 以下の三点が主題として述べられる。 ① 経済が社会の土台であること ②すべての歴史は階級闘争の歴史であること ③ プロレタリア革命は一階級の解放でなく人類全体の解放であること
目次
第1章「ブルジョワとプロレタリア」
第2章「プロレタリアと共産主義者」
第3章「社会主義的および共産主義的文献」
第4章「種々の反対党に対する共産主義者の立場」
内容
第1章は、「これまでの社会のすべての歴史は階級闘争の歴史である」という有名な章句で始まり、ブルジョワジーの時代は生産と社会をどう変えてしまったかを述べ、現代は生産力と生産関係の矛盾が激化した社会革命の時代であるとして、プロレタリアートという勢力がその革命を担う、という内容を述べている。
第2章は、共産主義者の運動の目的・性格づけが行われている。
第3章は社会主義の分類と整理が行われている。
第4章は、共産主義者ではない政治勢力に対する共産主義者の政治スタンスのとり方である。「一言で言えば、共産主義者は、いたるところで現に存在する社会的・政治的状態に対するどの革命運動をも支持する」とあるように、ブルジョワジーが中心の運動であってもそれが民主主義や社会発展にかなっていれば支持をすべきという立場を表明した。つまり「ドイツがブルジョワ革命の前夜にある」とした上で、共産主義者はドイツに対してプロレタリア革命ではなく、ブルジョワ革命を展望すべきとしているのである。
末文は「共産主義者は自らの意図や信条を隠すことを軽蔑する。プロレタリアはこの革命において鉄鎖のほかに失う何ものをも持たない。彼らが獲得するものは世界である。万国の労働者、団結せよ」という有名な章句で閉じられる。

カール・マルクス
ドイツ
著者の概要
ジャンル
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"政治学",
"西洋政治学",
"西洋近代政治学",
"経済学",
"西洋経済学",
"マルクス派"
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著者紹介
ドイツ・プロイセン王国出身の哲学者、思想家、経済学者、革命家。社会主義および労働運動に強い影響を与えた。1845年にプロイセン国籍を離脱しており、以降は無国籍者であった。1849年(31歳)の渡英以降はイギリスを拠点として活動した。
フリードリヒ・エンゲルスの協力を得ながら、包括的な世界観および革命思想として科学的社会主義(マルクス主義)を打ちたて、資本主義の高度な発展により社会主義・共産主義社会が到来する必然性を説いた。ライフワークとしていた資本主義社会の研究は『資本論』に結実し、その理論に依拠した経済学体系はマルクス経済学と呼ばれ、20世紀以降の国際政治や思想に多大な影響を与えた。