君しにたまうことなかれ
『 君死にたまふことなかれ 』
与謝野晶子
1904
俳句・詩

名著の概要

ジャンル

[ "文学", "東洋文学", "日本文学", "近代日本文学", "俳句", "詩" ]

テーマ

戦争反対

概要

日露戦争の最中に発表された詩。『明星』に発表。戦争に対して反対する気持ちを、この詩に表している。

目次

内容

与謝野晶子が1904年旅順で戦っている弟を思ってつくった詩。 日露戦争中、戦争支持の声が多い中で、姉が弟を思う自然な気持ちを詠んだこの詩は、大塚楠緒子 (おおつかくすおこ) の『お百度詣』と並んで注目される。
与謝野晶子
与謝野晶子
日本

著者の概要

ジャンル

[ "文学", "東洋文学", "日本文学", "近代日本文学", "俳句", "詩" ]

著者紹介

「明星」の主宰者与謝野鉄幹と結婚。『みだれ髪』を刊行。積極的な人間性賛美の声を艶麗大胆に歌い、「明星」の浪漫主義短歌の指標となる。 歌集「火の鳥」や詩歌集「恋衣」を残したほか、日露戦争に出征した弟を思う詩「君死にたまふことなかれ」や、源氏物語の現代語訳などでも知られる。