
『 対比列伝 』
1世紀
西洋古代政治学
名著の概要
ジャンル
[
"政治学",
"西洋政治学",
"西洋古代政治学"
]
テーマ
政治家について
英雄について
概要
『対比列伝』は、古代ギリシア・ローマの著名人たちを、人となりや言動の似た者で二人一組のセットで対比させてゆく伝記22編と、セットだが対比でない単独伝記4編からなる。
目次
内容
『対比列伝』は1人の人物を記述した単独伝記4編と、古代ギリシアの人物と古代ローマの人物を対比した対比列伝22編からなる。対比列伝では、アテナイの王テーセウスと王政ローマを建国したロームルス、スパルタの律法者リュクルゴスとローマの古王ヌマ、アレクサンドロス3世(大王)とカエサル、などが対比されている。
この『対比列伝』は16世紀にジャック・アミヨによる仏訳がなされ、その仏語版から17世紀のサー・トマス・ノースが訳した英語版を参考にシェイクスピアは『ジュリアス・シーザー』、『アントニーとクレオパトラ』、『コリオレイナス』などのローマ史劇を執筆したとされる。

プルタルコス
ギリシア
著者の概要
ジャンル
[
"政治学",
"西洋政治学",
"西洋古代政治学"
]
著者紹介
帝政ローマのギリシア人著述家。著作に『対比列伝』(英雄伝)などがある。
ボイオティアにあるカイロネイアの名門出身。アテナイで数学と自然哲学を学び、ギリシャ本土と小アジアのサルディス、エジプトのアレクサンドリアに赴き、カイロネイアの使節としてローマにも度々滞在した。生涯を故郷で過ごし、市民と親しく付き合い、ローマからの客をもてなしたので、家は大いに賑わったとされる。一方では、デルフォイ神殿の神官と交流を持ち、神託を推奨した。
思想的にはアカデメイア派に属し、その他ストア派やペリパトス派の考え方も取り入れていた。