平家物語
『 平家物語 』
不明
不明
日本・軍記物語

名著の概要

ジャンル

[ "文学", "日本文学", "中世日本文学", "古代・中世日本文学", "軍記物語" ]

テーマ

野望 一族興亡 情念 情愛 人間関係

概要

平家の栄華と没落のすべてを描きつくした軍記物語。保元の乱および平治の乱に勝利した平家と敗れた源家の対照的な姿、その後の源平の戦いから平家の滅亡、そして没落しはじめた平安貴族と新たに台頭した武士たちの人間模様などを描いた作品。

目次

内容

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり」という有名なフレーズをテストで暗記した人も多いはず。 元々武士階級だった平家。平忠盛が寺社を寄進したことを契機に昇殿を許され繁栄への階段を駆け上がっていく。後継者・清盛は着々と天皇家との姻戚関係を結び、国家の人事権をほしいままにするまでに。 最初は平家の力を利用していた後白河法皇は、平家の増長ぶりに怒りクーデターを起こすも失敗し、最終的には幽閉される。天下をわがものにしたかに見えた平家一門。しかし、清盛の病死によって坂を転がり落ちるように没落していく。繁栄への驕り、源氏勢力台頭の軽視、天地自然の流れの見誤りが平家の没落を引き起こしていく。最終的に平家は、京を追われ、浮草のように西国や瀬戸内海を漂い、壇ノ浦で源氏との最後の海戦を挑むのであった。
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