『 日本書紀 』
720
日本歴史書
名著の概要
ジャンル
[
"歴史学",
"東洋歴史学",
"日本歴史学",
"日本歴史書"
]
テーマ
日本の歴史
概要
奈良時代に成立した日本の歴史書。日本に伝存する最古の正史で、六国史の第一にあたる。舎人親王らの撰で、養老4年(720年)に完成した。神代から持統天皇の時代までを扱う。漢文・編年体にて記述されている。全30巻。
目次
内容
ほぼ同時代の『古事記』と合せて「記紀」と称される。各時代の記事は『古事記』よりも詳細で,異説,異伝を載せ編纂態度も合理的,客観的であり,史書としてはるかに整っている。
神代巻や古い時代の巻は多量の神話,伝説を含み,また歌謡 128首をもつ点など,上代文学史上においても貴重な作品である。
舎人親王
日本
著者の概要
ジャンル
[
"歴史学",
"東洋歴史学",
"日本歴史学",
"日本歴史書"
]
著者紹介
飛鳥時代から奈良時代にかけての日本の皇族。舎人皇子(とねりのみこ)とも記される。天武天皇の皇子。淳仁天皇の父。
天武天皇の諸皇子の中で最後まで生き残り、奈良時代初期に長屋王とともに皇親勢力として権勢を振るう。『日本書紀』の編集も総裁した。