生態学的知覚システム
『 生態学的知覚システム 』
ジェームズ・ギブソン
1966
西洋現代心理学

名著の概要

ジャンル

[ "心理学", "西洋心理学", "西洋現代心理学", "現代心理学" ]

テーマ

知覚について アフォーダンスについて 意味と価値について

概要

知覚研究を専門とし、認知心理学とは一線を画した直接知覚説を展開。アフォーダンスの概念を提唱して生態心理学の領域を切り拓いたことで知られる。

目次

内容

知覚者は、環境からの刺激を静的に受けて再構成しているのではなく、取り巻く環境とダイナミックに関係することで世界を直接的に知覚している、など従来の古典的知覚論の図式を乗り越えるギブソン心理学の転換点。 アフォーダンスは、動物(有機体)に対する「刺激」という従来の知覚心理学の概念とは異なり、環境に実在する動物(有機体)がその生活する環境を探索することによって獲得することができる意味/価値であると定義される。 「与える、提供する」という意味の英語 afford から造られた。
ジェームズ・ギブソン
ジェームズ・ギブソン
アメリカ

著者の概要

ジャンル

[ "心理学", "西洋心理学", "西洋現代心理学", "現代心理学" ]

著者紹介

アメリカ合衆国の心理学者。 知覚研究を専門とし、認知心理学とは一線を画した直接知覚説を展開。 アフォーダンスの概念を提唱して生態心理学の領域を切り拓いたことで知られる。