良寛全集
『 良寛全集 』
良寛
1831
その他仏教関連

名著の概要

ジャンル

[ "宗教学", "東洋宗教学", "仏教", "その他仏教" ]

テーマ

良寛全集

概要

良寛の作品にはその明哲な理性,深淵な思索,豊かな感情そして親しみやすい性格が天真素朴のままに反映しており,それが人の心を清く戒め,慰めてくれる.詩,讃,長短歌,俳句,俗謡から手紙,戒語,遺文のすべてに及び,さらに伝記,逸話,系図,年譜なども付した全集.

目次

内容

型に拘らない率直な表現を良しとし、多くの歌を残した。 この宮の木(こ)したに子供等と遊ぶ夕日は暮れずともよし 風きよし月はさやけしいざともに踊り明かさむ老いのなごりに 歌もよまむ手毬もつかむ野にもいでむ心ひとつを定めかねつも 辞世の句 「うらをみせ おもてを見せて ちるもみじ」 - 良寛ゆかりの円通寺の句碑 言葉 「災難に逢う時節には災難に逢うがよく候、死ぬる時節には死ぬがよく候、是はこれ災難をのがるる妙法にて候」 - 俳人 山田杜皐(やまだとこう)に宛てた見舞の一文
良寛
良寛
日本

著者の概要

ジャンル

[ "宗教学", "東洋宗教学", "仏教", "その他仏教" ]

著者紹介

江戸時代後期の曹洞宗の僧侶、歌人、漢詩人、書家。 備中玉島円通寺国仙の法を嗣ぎ、以来二十数年間諸国を行脚し、奇行に富んだ飄逸の生活を送る。万葉風の和歌及び書風は天衣無縫で高い評価を得ている。