『 芸術の哲学 』
1803
美学
名著の概要
ジャンル
[
"芸術学",
"西洋芸術学",
"美学"
]
テーマ
芸術について
概要
構想力概念に着目し、シェリング芸術哲学を理論と作品分析の両面から議論する。カント哲学との比較、自然哲学との関係、芸術哲学の具体的側面という3つの観点から構想力概念を検討し、芸術哲学の新たな解釈の可能性を示す。
目次
内容
芸術の産出力である構想力に着目し、シェリング芸術哲学を理論と作品分析の両面から議論する。カント哲学との比較、自然哲学との関係、芸術哲学の具体的側面という3つの観点から、シェリングの構想力概念を検討し、芸術哲学の新たな解釈の可能性を示す。
目次
シェリング芸術哲学および構想力概念の背景
第1部 芸術における構想力の創造性(構想力の歴史的系譜―シェリングを中心として;芸術の統合作用としての構想力)
第2部 構想力の形式―カントの受容と展開(芸術における構想力―カントとの差異;構想力の三形式―図式・アレゴリー・象徴)
第3部 ポテンツと構想力―自然哲学と芸術哲学の関係から(シェリング自然哲学の有機的自然観;『超越論的観念論の体系』における構想力―芸術と自然の産出性の関係から;芸術創造の源泉としての自然の産出性)
第4部 シェリング芸術哲学の理論の適用(シェリングの具体的な芸術体験;芸術のジャンル論;芸術の最高現象としての悲劇―『オイディプス王』解釈に見る人間的自由の承認;絵画における構想力;具体的な作品分析―絵画の展開;風景画とシェリングの自然観)
シェリング
ドイツ
著者の概要
ジャンル
[
"芸術学",
"西洋芸術学",
"美学",
"哲学",
"西洋哲学",
"西洋近代哲学"
]
著者紹介
ドイツの哲学者。
カント、フィヒテ、ヘーゲルなどとともにドイツ観念論を代表する哲学者のひとり。