若草物語
『 若草物語 』
ルイーザ・メイ・オルコット
1868
近代アメリカ文学

名著の概要

ジャンル

[ "文学", "近代文学", "近代アメリカ文学" ]

テーマ

成長 誠実 希望

概要

自伝的小説である。19世紀後半のアメリカを舞台に、ピューリタンであるマーチ家の四人姉妹を描いた物語である。続篇があり、そこでは姉妹の成人・結婚やその後の生活が描かれている。

目次

内容

南北戦争時代、父が黒人奴隷解放のため北軍の従軍牧師として出征し女ばかりとなりながらも、慎ましく暮らす一家の約1年を描く。特に焦点を当てられているのが、マーチ家の四人姉妹しっかり者の長女メグ、活発な次女ジョー、内気な三女ベス、人懐っこく頑固な末っ子エイミー。 父の無事と帰還を祈り、優しく堅実な母親に見守られながら、彼女たちは裕福ではなくとも明るく仲睦まじく暮らしている。家庭に起こる楽しい出来事や悩み、事件、そして大きな試練が姉妹達を少女から「リトル・ウィメン」へと成長していく。
ルイザ・メイ・オルコット
ルイーザ・メイ・オルコット
アメリカ

著者の概要

ジャンル

[ "文学", "近代文学", "近代アメリカ文学" ]

著者紹介

アメリカの小説家。彼女の大成功は、『若草物語』の第1部が掲載された時から始まった。この物語は、彼女が姉妹達と一緒にコンコードで過ごした少女時代をもとにした半自伝的な話である。 後半生において、オルコットは女性参政権の主張者となり、アメリカのコンコードで初めての投票権をもつ女性となった。