英雄崇拝論
『 英雄崇拝論 』
トーマス・カーライル
1841
近代西洋歴史学

名著の概要

ジャンル

[ "歴史学", "西洋歴史学", "西洋近代歴史学", "西洋近現代歴史学" ]

テーマ

英雄について

概要

『英雄崇拝論』に代表されるように、「世界の歴史は英雄によって作られる」と主張したことで知られるが、彼の言う「英雄」とは歴史に影響を与えた神、預言者、詩人、僧侶、文人、帝王などを指す。

目次

内容

著者の出世作であり,また代表作である.1840年ロンドンで行なった講演を基礎として筆を加えたもの.19世紀前半に出た本でこれほど世に流布したものは稀だといわれている.「世界の歴史は英雄の歴史である」という立場から,予言者としての,詩人としての,高僧としての,文士としての,また王者としての英雄について論ずる。 この世の仮相の下にある「真理」を覚知しそれを様々な方法で表現し世の人に伝える人-それは時に詩人であり時に帝王であり時に僧侶であるー、信仰心ある誠実な人をカーライルは「英雄」とした。
トーマス・カーライル
トーマス・カーライル
イギリス

著者の概要

ジャンル

[ "歴史学", "西洋歴史学", "西洋近代歴史学", "西洋近現代歴史学" ]

著者紹介

19世紀イギリス(大英帝国)の歴史家・評論家。 代表作には、『英雄崇拝論』、『フランス革命史』、『オリバー・クロムウェル』、『衣装哲学』、『過去と現在』などがある。ドイツ文学を研究したことでも知られ、ゲーテとの往復書簡がある。 『英雄崇拝論』に代表されるように、「世界の歴史は英雄によって作られる」と主張したことで知られるが、彼の言う「英雄」とは歴史に影響を与えた神、預言者、詩人、僧侶、文人、帝王などを指す。