『 資本の純粋理論 』
1941
西洋現代政治学
名著の概要
ジャンル
[
"経済学",
"西洋経済学",
"西洋現代経済学",
"オーストリア学派"
]
テーマ
資本について
資本蓄積について
投資について
概要
ハイエクは自身の貨幣的景気循環理論を深化させ、投資と資本蓄積のメカニズムについての分析も行った。
目次
内容
ハイエクは自身の貨幣的景気循環理論を深化させ、投資と資本蓄積のメカニズムについての分析も行った。資本の純粋理論(1941年)は価格と生産の延長線上に資本蓄積の理論を構想したものである。
彼の資本理論は後にアバ・ラーナーやトリグヴェ・ホーヴェルモによって検討され、ジョン・ヒックスの晩年の業績にも影響を与えた。なおラーナーとヒックスはLSEにおいてハイエクに師事したものの、後にケインズの『一般理論』を巡ってハイエクと袂を分かつという経緯の持ち主である。
ハイエク
オーストリア
著者の概要
ジャンル
[
"哲学",
"西洋哲学",
"西洋現代哲学",
"政治学",
"西洋政治学",
"西洋現代政治学",
"経済学",
"西洋経済学",
"西洋現代経済学",
"オーストリア学派"
]
著者紹介
オーストリア・ウィーン生まれの経済学者、哲学者。オーストリア学派の代表的学者の一人であり、経済学、政治哲学、法哲学、さらに心理学にまで渡る多岐な業績を残した。20世紀を代表する自由主義の思想家。ノーベル経済学賞の受賞者。
1944年 発表した「隷属への道」(The Road to Serfdom) は社会主義、共産主義、ファシズム、ナチズムが同根の集産主義であると批判し、当時のベストセラーとなる
経済学においては、ハイエクの初期の業績は景気循環に対する貨幣の影響を分析する貨幣的景気循環理論への貢献としてよく知られている。また、自身の貨幣的景気循環理論を深化させ、投資と資本蓄積のメカニズムについての分析も行った。