『 赤毛のアン 』
1908
近代カナダ文学
名著の概要
ジャンル
[
"文学",
"近代文学",
"その他近代文学",
"近代カナダ文学",
"児童文学"
]
テーマ
想像力
尊重
誇り
概要
「人間にとって想像力がいかに大切か?」「異なる個性を認め合うには何が必要か?」「自分の人生を愛する方法とは?」といったさまざまなテーマを、克明な人物描写、心理描写を通して見事に描き出した児童文学。
目次
内容
舞台はカナダのプリンス・エドワード島。グリン・ゲイブルスに暮らす初老の兄妹マシュウとマリラは、農場を手伝ってもらおうと孤児院から男の子を迎えようとする。しかし、やってきたのは十一歳の赤毛の女の子アン・シャーリー。当てがはずれたマシュウだが、想像力の翼を広げ周囲に明るさをふりまくアンにたちまち魅了される。
アンを預かることに強く反対していたマリラもやがてアンの魅力に心をほどいていった。アンの登場で島の人々の生活は一変。彼女の想像力と天性の明るさによって人々は次第に感化され、忘れかけていた若々しい気持ちや暮らしを取り戻す。そして、アン自身もさまざまな出会いの中で大きく成長していく。
モンゴメリ
カナダ
著者の概要
ジャンル
[
"文学",
"近代文学",
"その他近代文学",
"近代カナダ文学",
"児童文学"
]
著者紹介
カナダの小説家である。1908年の『赤毛のアン』の成功の後、1909年の第2作『アンの青春』など、『赤毛のアン』シリーズ(アン・ブックス)を含め生涯に20冊の小説と短編集を書いた。特に『赤毛のアン』は何度も映画化され、40か国語に翻訳されるなどの成功を収めた。