
『 風土 』
1931
日本現代哲学
名著の概要
ジャンル
[
"哲学",
"東洋哲学",
"日本哲学",
"その他日本哲学",
"日本現代哲学",
"社会学",
"東洋社会学",
"日本社会学"
]
テーマ
風土について
概要
マルティン・ハイデッガーの『存在と時間』に示唆を受け、時間ではなく空間的に人間考察をおこなったもの。
目次
内容
第二次世界大戦後、盛んになった日本文化論の先駆的な作品ともいえる。風土をモンスーン(日本も含む)、砂漠、牧場に分け、それぞれの風土と文化、思想の関連を追究した。
『風土』の中に見られる「風土が人間に影響する」という思想は、悪しき環境決定論であるという批判や、天皇制肯定論になっているという批判がある。一方、この風土という考え方こそがグローバリゼーションをとどめるための積極的な方法論である、とする評価(オギュスタン・ベルク)もある。

和辻哲郎
日本
著者の概要
ジャンル
[
"哲学",
"東洋哲学",
"日本哲学",
"その他近世日本哲学",
"社会学",
"東洋社会学",
"日本社会学",
"日本現代哲学",
"日本近代哲学",
"日本現代哲学"
]
著者紹介
日本の哲学者、倫理学者、文化史家、日本思想史家。『古寺巡礼』『風土』などの著作で知られ、その倫理学の体系は和辻倫理学と呼ばれる。
日本的な思想と西洋哲学の融合、あるいは止揚とでもいうべき境地を目指した稀有な哲学者と評価される。主著の『倫理学』は、近代日本における独創性を備えた最も体系的な哲学書の一つであると言われている。