「人は必ず死ぬ。だからこそ、どう生きるべきか。」イェール大学で23年間連続で大人気授業となっている
  講義を一冊にまとめた本が世界中で大ヒットしている。
  
では、世界の偉人たちは必ずしぬ人生を前に「どう生きるか」という問いに対して何と答えを示したか。
  その内容に迫っていく。
  
 『自省録』
 マルクス・アウレリウス
 
      死が怖いのは、他人が死ぬ様を見ることを経験できるだけで、
      「私の死」はそこから想像するおとぎ話であるとと説いている。
      そして、良く生きるために常に自問自答を繰り返している。
      
『実存主義とは何か』
 サルトル
 
      実存主義を構築した名著。人間の本質はあらかじめ決められておらず、
      実存(現実に存在すること)が先行した存在である。
      だからこそ、人間は自ら世界を意味づけ行為を選び取り、自分自身で意味を生み出さなければならないと説いた。
      
『人生論ノート』
 三木清
 
      幸福とは何かを正面から考察した名著。幸福のためにどのように生きるのかを示す。
      
『生きがいについて』
 神部美恵子
 
      ハンセン病患者を通じて、生きがいとは何か、人にどのような影響を与えるのかを研究した名著。
      死の淵に立たされても生きがいが活力を与えてくれると説く。
      
『人生の意味の心理学』
 アドラー
 
      個人心理学を創始した名著。人生の意味や価値は自ら与えるものとする。